[CM] 小田急電鉄 世界に一つの日々と「1人の寄り道篇」

世界に一つの日々と

電車の中から、車窓を流れる景色を見る女性。
女性の頬を涙が流れ
車窓から見える夜景の光が滲んで見えます。

電車がホームに止まり
涙をこらえホームに降り立ちます。

改札を抜け、スマホに目をやる女性。

街中を１人歩く女性。
楽しそうな人々で賑わう街。

「当日券あります、よかったらいかがですか？」

上演されているのは喜劇。
女性の顔が、少しだけほころびます。

劇場を出る女性。

「涙でにじんだ下北は、なんだかちょっと綺麗だった」

今回は、この小田急電鉄のCMに出演する美女を紹介します。

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阿部純子（あべ じゅんこ）
– Junko Abe-
1993年5月7日生まれ
大阪府出身
血液型：A型
身長：161cm
スリーサイズ：74-57-82cm
靴のサイズ：24.5cm
趣味：スキューバダイビング、英会話
特技：ピアノとフルート

阿部 純子 – アミューズ オフィシャル ウェブサイト

阿部純子STAFF－Twitter

CM動画

涙を必死にこらえながら、電車の車窓を流れる夜の景色に目をやる女性。
時々スマホを確認します。
大切な人からの返信を待っているのでしょうか？
CMで流れる音楽が優しく切なく心の響きます。

CMに出演している女性は、阿部純子さん。
現在、女優さんとしてドラマや映画、CMなどで活躍しています。

小田急電鉄のサイトを見てみたら、CMの舞台は、下北沢。
純子さんが演じているのは、小田急沿線で暮らす女性。
仕事が上手くいかず、泣きたくなった日の帰り道。
大切な人からの返信もなく
このまま家に帰る気がしなくて
思わず寄り道したのが、下北沢の街。

下北沢の街に少しだけ元気をもらい、CMの最後に、彼女のスマホにメッセージが表示されます。
どんなメッセージが書かれていたんでしょうか？
なんだか、気になってしまいました。

純子さんは、小学生の時にスカウトされた事をきっかけに芸能界入りをします。
デビューは、阪急百貨店の広告モデル。

映画デビューは、2010年の映画『リアル鬼ごっこ2』
オーディションで柴田一成監督に見込まれ、ヒロインに抜擢されます。
この時の芸名は、吉永淳。

その後2014年の河瀬直美監督の映画「2つ目の窓」で主演を演じたことで注目されます。
純子さんの瞳がとても印象的でした。
この映画で、サハリン国際映画祭主演女優賞、高崎映画祭最優秀新人賞を受賞しています。

そして、この受賞をきっかけに、所属事務所を辞め芸能活動を停止してアメリカに留学しているんです。
驚きました。
インタビュー記事を見てみると……
「２つ目の窓」がカンヌ映画祭に出品され、国際映画祭に初参加したことが刺激になったようです。
「世界的に有名な女優さんが登壇されているのを見て、これはすごいなと感じました。でも英語だから、何を言っているか分からなかった。力不足を感じました。もっと飛びたいと思って、留学することを決めました」と語っています。

この時、純子さんは、慶應義塾大学在学中でした。
所属事務所をやめて、大学が夏休みに入った2014年８月に米フロリダへ飛びます。
その後ワシントンに移るんですが、現地の指導者の勧めで、ニューヨーク大演劇科に入学します。
ニューヨークでは、米国人クラスメートと寮生活を送りながら、1年間、発声練習や即興演技などを勉強したそうです。
すごい決断力と行動力だと思いませんか？

ニューヨーク大学演劇科に学んでいた時にアミューズのスタッフと出会います。
それをきっかけに帰国後、芸名を本名にして芸能界に復帰します。

復帰後の初仕事は、ＮＨＫ連続テレビ小説「とと姉ちゃん」
オーデションで役を獲得したそうです。
覚えていませんか？
主演の常子の級友役で
裕福な家柄の帰国子女で、常子に頼まれ勉強を教えていた女の子。
彼女が、純子さんだったんですね。
凛とした美しさがあり、すごく印象に残っていました。

生まれながら持っている人を惹き付ける魅力的な雰囲気に
女優としての実力も加わった純子さん。

もっと女優さんとして注目されるべきだし
もっといろんな純子さんを見てみたくなりました。

そこでこれから公開される純子さん出演の映画情報です。
2017年10月28日公開予定の映画「ポンチョに夜明けの風はらませて」にマリア 役で出演します。

そして純子さんが出演するショートショートフィルムフェスティバルで上映した『HOME AWAY FROM HOME』が公開されていました。
とても素敵だったので、紹介させてください。

これからの純子さんの活躍がとても楽しみです。
ぜひ、皆さんも注目ですよ。